5つの”きく”とは?【使い方】

5つの"きく"とは?【使い方】

5つの”きく”とは?

あなたは、”きく”という言葉が5つもあることをご存知ですか?

その5つとも使い方が違えば、意味も違います。

この5つの”きく”の違いを知ることで、日本語でのやりとりがスムーズになるでしょう!

また、テレビCMや雑誌、本などで”きく”を見かけた際にもスーッと意味が理解できるようになるでしょう!

では、さっそく見ていきましょう!

聞く

これは、一番オーソドックスな漢字だと思います。

小学生で習う常用漢字となっています。

これは、不意に身の回りから音や声を感じることです。

例えば、雨音だったり、子供の遊び声だったり。

注意して感じる訳ではないのが特徴です。

聴く

これは、注意して心から音や声に耳に入れることです。

例えば、相手からの相談だったり、お願い時などに対して使います。

前述の「聞く」との違いは、やはり注意深さです。

「聞く」は不意に耳に入った時や、ふとした瞬間に聞こえた音や声に対して使います。

対して「聴く」は聴き取ろうとして、注意深く耳に入れようとする行為です。

相手から相談された時も「相手は何に悩んでいるのか?」「相手が言わんとしていることは何だ?」と聴く耳を立てることです。

訊く

これは相手に対して尋ねる時に使います。

また、相手に対して答えを求める時や質問を投げかける際に使います。

ですので、その他との違いは、訊く側が先にアクションを起こすということです。

前述の「聞く」「聴く」は、音や声に対する受動的な行為です。

しかし、「訊く」というのは能動的な行為です。

この違いをしっかりと理解しておくことが大切でしょう!

利く

利き酒や利き手という様な形で目にした方も多いのではないでしょうか?

これは、判断・評価・機能を表す言葉です。

左利きであれば、その人は左手が右手よりも優位だという機能を説明しています。

また、利き酒という言葉であれば、お酒の匂い・味・舌触り・のど越しなどを評価し、判断する行為を指します。

このように、前述の「聞く」「聴く」「訊く」とは違った感じとなっています。

しかし、普段の生活ではあまり使う回数も少ないと思います。

ですので、この機会にしっかりと覚えておきたいですね!

効く

これは医薬品やサプリメントのCMで目にした方も多いのではないでしょうか?

読んで字のごとく、効き目があるとか、効果があるという際に使います。

そして、この「効く」ですが、1つ覚えておいて欲しいことがあります。

「効く」というのは、自分が望んだ通りの結果が得られた場合にのみ「効く」という言葉が当てはまります。

ですので、頭痛を抑えるために頭痛薬を服用したにも関わらず、筋肉痛が治ったとか。

胃の痛みを治したくて胃痛薬を服用したら視力が回復したという時には、「効いていない」という表現が当てはまります。

ですので、しっかりと時と場合を考えて「効く」という言葉を使いたいものですね!

まとめ

時々、日本語は難しいなと思わされます。

特に、「聞く」「聴く」「訊く」「利く」「効く」というように、日本語には同音異義語が数多く存在します。

そうした言葉を目にした時に、そう思います。

しかし、日本で生活する上では日本語のスキルは必要となってきます。

それに、これからは翻訳技術も更に発達してきますから、もしかしたら下手に英語の勉強をするよりも日本語を勉強する時間を増やした方が良いかもしれません!

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