【5Whys】超シンプルな問題解決方法とは?【なぜなぜ分析】

あなたが解決したい問題は何ですか?

日々、大小様々な問題に悩まされていませんか?

夫婦間、家庭、仕事、お金、教育、老後、介護、資産運用など様々なカテゴリーについての悩み。「人生をどう生きるか」という非常に大きく抽象的な問題にも悩まされていませんか?

こういった悩みは経営者や会社員だけでなく、主婦や、学生にも当てはまることです。

こういった様々な問題を解決するに当たり、とっておきの方法をご紹介します。超シンプルで、しかも1人で実践できちゃう!これって、素晴らしいことだと思いませんか?

【5Whys】【なぜなぜ分析】とは?

冒頭にもある【5Whys】【なぜなぜ分析】という言葉をご存知でしょうか?

シンプルにお伝えすると、これは1つの問題に対して5つの“Why”、5回の“なぜ”を繰り返す方法です。そうすることで、特定の問題の真因を突き止めるのです。

これは、プリウスやC-HR、ヴェルファイアといった超有名な乗用車を生産・販売しているトヨタが採用している問題解決方法でもあります。特に、生産現場である工場で使われており、初期段階から問題を解決するのに役立っています。

【5Whys】【なぜなぜ分析】を使う5つの目的

なぜ【5Whys】【なぜなぜ分析】を使うのか?ここからは、【5Whys】【なぜなぜ分析】を使う目的をご紹介します。

1.解決したい問題を明確にするため

解決したい問題が何なのかが分からなければ、解決は出来ません。なので【5Whys】【なぜなぜ分析】では問題を深堀していくこともそうですが、“解決したい問題は何なのか”を明確にします。「これは、本当に解決したい問題なのか?」「なぜ、この問題を解決したいのか?」という様に、1人若しくはチームで話し合うことで、本当に解決したい問題が見えてきます。

2.問題が起きた経緯を明確にするため

“なぜ、この問題が起こったのか”と深堀していくと、その問題が起きた経緯や順序が明らかになってきます。経緯や順序が明らかになると、より問題の真因を明らかにし易くなります。“いつ、その問題が起こったのか”“問題が起こるまで、どんな出来事があったのか”、これらが【5Whys】【なぜなぜ分析】を実践することで明らかになってきます。

3.問題の真因を突き止めるため

この目的が1番の目的でしょう。私たちが知りたいことは問題の“真因”です。【5Whys】【なぜなぜ分析】を実践することで問題の原因を深堀することが出来ます。また、2人以上で【5Whys】【なぜなぜ分析】を実践する場合、1人では気付けなかった原因が引き出されることがあります。

これは、問題の真因を突き止めるためには、非常に重要なことです。1人では視野が狭く、その人にとって盲点となる箇所もあるでしょう。しかし、【5Whys】【なぜなぜ分析】を2人以上で実践することで、視野を広くし、盲点となる箇所を減らすことが出来ます。

そうすることで、より早く問題の真因に辿り着くことが出来ます。

4.問題への対策を立てるため

【5Whys】【なぜなぜ分析】を実践することで、問題の真因を明らかにすることが出来ます。真因が明らかになれば、問題への対策を立てることが出来ます。お医者さんと同じですね。問診をして病気や怪我の原因が分からなければ治療を施すことは出来ません。深堀の後は「これを解決するために○○をしてみよう。」「□□が有効そうじゃない?」と対策の話し合いへと繋がります。

これが、問題解決方法の中でも超シンプルな方法と言えるポイントです。問題から対策まで”Why”、”なぜ”という問いだけで連結しています。

5.対策が有効だったかどうか検証するため

対策を講じた後には、その対策が問題解決に有効だったかどうかを検証しなければいけません。

【5Whys】【なぜなぜ分析】では、問題の真因と対策を連結して考えられるため、対策を講じてから素早く“対策の有効性”を検証することが出来ます。また、もしも1つの対策が無効であったとしても真因が明らかになっているために幾つもの対策を講じることが出来ます。

また、対策を講じてもダメだった場合、真因だと思っていたことが実は“真因ではない”ということが明らかになるかもしれません。そうなれば、もう一度【5Whys】【なぜなぜ分析】を繰り返します。特に、1人で実践する場合はこういった状況に陥りやすいので、2人以上で実践することで防ぐことが出来ます。

【5Whys】【なぜなぜ分析】を実践するために守るべき5つのこと

【5Whys】【なぜなぜ分析】では、始めの段階でどれだけ”なぜ”に答えられるか、どれだけ自分の考えを言葉にできるかがポイントになってきます。そのために守るべきことをお伝えします。

1.意見を否定・批判・非難しないこと

これは、1人で実践する場合もそうですが、特に2人以上で実践する場合は特に注意しなければいけません。誰もがそうだと思いますが、自分の意見を否定されたり批判されると、それ以降意見することを避けます。「(また、否定されるのではないか…)」「(どうせ、意見しても無駄だろう…)」こういった心理状況になってしまっては、質の高い【5Whys】【なぜなぜ分析】を実践することは出来ません。

そして、中には人間非難をする人も少なくありません。意見だけでなく、その人の性格や価値観を非難しては絶対にいけません。まずは、他人の意見を尊重し、受け入れることです。

2.意見を見える化すること

意見を文字として残しましょう。頭の中にあるだけでは無意味です。また、言葉に出しただけでは忘れ去られるのがオチです。必ず、Post-itなどを使って見える化しましょう。そうすれば、【5Whys】【なぜなぜ分析】の終盤になっても序盤の内容を見返すことが出来ます。

3.時間を決めること

【5Whys】【なぜなぜ分析】は超シンプルな方法で”なぜ”という問いだけで、ミーティングを進められます。しかし、問いが抽象的過ぎる反面、時間が掛かります。2人以上で行う場合は、人数分の考えを引き出さなければいけません。そうなると、より時間が掛かります。なので、それぞれの段階で時間を決めることで、ミーティングを潤滑に進めることが出来ます。

4.4W1Hを明確にすること

深堀していった時に、4W1Hを忘れてはいけません。いつ(When)、なにを(What)、どこで(Where)、だれが(Who)、どうやって(How)という言葉が抜けていると、真因に辿り着くことは出来ません。これらを抜け目なく、付け加えて【5Whys】【なぜなぜ分析】を実践できれば必ずや真因に近づけます。

5.犯人捜しをしないこと

これは、前述した内容にも繋がりますが【5Whys】【なぜなぜ分析】は問題の真因を探る手段であり、犯人を捜し、その人へ懲罰を与えるものではありません。むしろ、“なぜ、問題が起こったのか”を明確にし、その問題を再発させない様に対策を講じることが本来の目的です。目的を取り違えないようにしましょう。

【5Whys】【なぜなぜ分析】を始めよう!

【5Whys】【なぜなぜ分析】は紙やホワイトボードあれば、問題や意見を見える化することができ、問題→真因→対策→検証と繋げることが出来ます。

【5Whys】【なぜなぜ分析】を始めるために必要な物としては、

1.ペン

2.Post-it又は記入用紙

3.ホワイトボード

4.タイマー

です。これらは大抵の職場や事務所には存在しますよね。自宅でもホワイトボード用の用紙、意見記入用の用紙と分けることで直ぐに始めることが出来ます。

これから【5Whys】【なぜなぜ分析】を実践するに当たり、様々な問題に焦点を当てると思います。焦点となる問題の中には、日常業務、特に安全管理や組織のシステムを見直すことで解決できる問題もあれば、それぞれの経験値や勘によって問題解決の可能性が左右されるものが出てくると思います。

詳しく知りたい方は、ロナルド・A・ハイフェッツさんの著書がおススメです!

前者の問題には早急に対応できるかもしれませんが、後者の問題に関しては講じた対策では素早く対応できない可能性があります。その点も考慮しながら、問題が解決したかどうかを定期的にフォローアップしていく必要もあります。

まとめ

お金、仕事、教育、勉強、趣味、どんなことにも【5Whys】【なぜなぜ分析】は超有効です。1人で実践出来ますし、2人以上でも実践出来ます。また、【5Whys】【なぜなぜ分析】が優れている理由としては、いつでも”何が問題だったのか”、”どんな対策を講じたのか”を簡単に振り返ることが出来るからです。

“なぜ”という問いはシンプルでありながら、それぞれの考えを披露できる非常に強力な問いでもあるのです。これを活用しない手はありませんよね。

日々の生活で起こる問題に対して、考えて、対策を講じ、結果を検証していく行為は、生活レベルを向上させる意味でも大切になってきます。

さぁ、あなたも今から【5Whys】【なぜなぜ分析】を始めませんか?

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